チョコレート嚢(のう)胞は恐い!
子宮内膜症の80%くらいにはチョコレート嚢(のう)胞がみられるそうです。
卵巣の内部に子宮内膜症が発生すると、病巣が袋をつくり、中に血液がたまります。その古い血液がチョコレート色なのでチョコレート嚢(のう)胞といわれます。
チョコレート嚢(のう)胞は卵胞の成長を妨げるので、不妊の原因になることがあります。
恐いのは、何かの拍子にチョコレート嚢(のう)胞がぐるりと回転すると、卵巣と子宮をつないでいるじん帯や卵管がねじれ、吐き気とともに激痛が襲い、ショック状態に陥ることもあります。
また、チョコレートのう胞は自然に破裂することもあり、卵巣にたまっていた古い血が腹腔内にばらまかれると、その刺激で、激しい痛みに襲われます。
薬による治療はあまり効果があがらないので、最終的には手術を念頭において経過観察します。